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「輝く夜明けに向かって」の感想
(07年2月鑑賞)ユナイテッド・シネマ キャナルシティ13
「実話が基の作品なんですがちょいと作りが雑だったかなー。鵜呑みにするのではなく、色々な事を考える素材として捉えて吉。って感じかなー。」監督:フィリップ・ノイス。出演:ティム・ロビンス 、デレク・ルーク 、ボニー・ヘナ 、ムンセディシ・シャバング 、テリー・フェト 、ミシェル・バージャース、ほか。
原題の「CATCH A FIRE」で一番に頭に浮かぶのはボブ・マーレィですよねー。ヘタするとテロ礼賛みたいに受け取られかねないよーな映画に使うな!って感じですな。ボブのファンとしては。
いや。
アパルトヘイトの恐ろしい真実とか、普通の人がテロに走らざるを得なくなる悲しい構図とか、そーゆーのを描こうとしている作品だとは思うのです。
でもパトリック・チャムーソという実在の人物にこだわり過ぎてちょっとバランスを欠いちゃった気が。
ヒーローに仕立て上げようとし過ぎてるって言うか・・・。
せっかくティム・ロビンスに演じさせたキャラが多少中途半端だったのも残念。
ティム・ロビンスは偶然同じ時期に観賞した「あなたになら言える秘密のこと」のほうが良かったです。
そう言えばそっちでも人種とか迫害とか扱ってるな。
彼はそーゆーの意識して出演作を選んでるのかな?
ハリウッドでもリベラル派で通ってますもんね。
映画全体を通すと不満もいっぱいあるんですが、部分的には興味深いところも多々あります。
特にアパルトヘイトの実際に関する描写とか。
「ジンシュカクリセーサク?なにそれ?」って言う若い子たちには充分に衝撃的な内容かも知れないな。
はっきり言ってボブを簡単に使うのは「え〜?」だったけど。
それでも結局一番良かったのは音楽。
各所各所で音楽が効いていました。
ティム・ロビンス演じる捜査感が家族とギターで歌う歌と、迫害されてる人々がテロ現場で歌うアフリカン・トラディショナル。まるで違うんですよね。曲調も内容も気持ちも。お互い相いれないって事の根の深さをすごく表してる。ヘタなドンパチとか拷問シーンなんかよりそういうところで攻めてくれたらもっとのめり込めたんだけどなあ。惜しいっちゃ惜しいです。
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