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「ビースティ・ボーイズ 撮られっぱなし天国」の感想
(06年11月鑑賞)
「ビースティ・ファン必見。まるっきりPVなんだけどこれがまあ(PVとして)出色のデキ!。DVDを待とうなんて言わずに劇場の大画面と大音響で臨場感たっぷりに楽しみましょうよ!」監督:ナサニエル・ホーンブロウワー(MCA)。出演:ビースティ・ボーイズ、ほか。
最初にハッキリ言います。ビースティ・ボーイズ・ファン、あるいは音楽ファン以外にはキツイです。でも好きな人にはめっちゃ楽しい作品!
一応ドキュメンタリーと言いつつ内容はほとんどマジソン・スクエア・ガーデンでのビースティ・ボーイズのライブそのまま。変ってるのは撮影したのがビデオカメラを持たされた50人のビースティ・ファンの素人ども!という点。彼らに与えられた条件は「ライブが開始されたらひたすら自由に撮れ!」ってただそれだけ。それ自体はなかなか斬新な試みなんですが結局出来上がった映像は意外と普通だった(笑)。でも間違いなくとても優れたライブ記録作品と言えます。PVとしてもレベルが高い。
ただ問題は・・・。映画館で観るって事です。座ってジッと観るにはキツ過ぎる!。踊りたい!飛び跳ねたい!暴れ回りたい!叫びたい!。これはフィルムコンサートとしてどこかのホールかライブハウスで上映するのがベストですね。幸いと言うか当然と言うか、悲しい事に劇場はガラガラだったのでわしは結構ノリノリで観る事が出来ましたけど(^_^;)。足拍子手拍子揚げ句の果てにはヘッドバンキング、って感じで(爆)。・・・まぁ、客で埋まってる映画館じゃ普通無理でしょうねぇ。今回はツイてたといいますか。
これは映画を鑑賞する、と言うよりもライブを体験する、という作品でした。
・・・しかし、福岡に来るの遅いよなぁ。
首都圏じゃ8月くらいにゃ公開されてたんですよね。
今11月っスよ(^_^;)
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「プラダを着た悪魔」の感想
(06年11月鑑賞)
「気軽に観れる一本。サクセスストーリーによくあるタイプのお話しかもしれないけど、ちゃんと面白い。」監督:デヴィッド・フランケル。出演:メリル・ストリープ、アン・ハサウェイ、ほか。
久々に試写会が当たったので観てきました〜。
内容を簡単に言ってしまえばジャーナリストを目指しある出版社で頑張る主人公を描いたお話し。たったそれだけです。しかし「オシャレに何の興味も無い女の子が超一流ファッション誌の編集部に勤める。」「上司が悪魔のような鬼編集長である。」などの要素が加わると色んな出来事が起ります。
ま、トレンディ・ムービーのよくあるサクセスストーリーのパターンではあるんですけどね。でもちゃんと普通に楽しめます。この場合「普通に」と言うのは褒め言葉です(笑)。あまり力を入れずにお気楽に映画を楽しみたい人にはうってつけの作品かと。物語もちゃんと出来てるし結構楽しいし観賞後感はさわやかだし、ストレスなく観れます。バランスが良いんですよね。
決して「大傑作」とか「必見」って感じではないんですけど。とりあえず「このテの作品ばかり鑑賞していて食傷気味」と言う人以外にはオススメできます。
それにしてもメリル・ストリープの鬼編集長ぶりがいいですね。なんか本人も楽しそうに演じてる(笑)。アン・ハサウェイもかわいいし。周りの脇もいい。このあたりの基本をきっちりしてるから安心して観れるんでしょうね。
それとアンが演じるアンドレアがオシャレに全く興味が無い人間って点が感情移入しやすかったです。わしもオシャレにほとんど興味がないし。何より疎い。ってワケで物語の始まった時のアンドレアととても近い意識だったんです。そんなアンドレアが健気に頑張って成長していく。なんか観てて嬉しいんですよ。最後の選択も好きだった。
ただ正直言うとオシャレを身に付けてキレイになって行く様は話しの流れ上把握できたものの・・・。実際には登場した時の彼女とオシャレを身に付けた後の彼女の差ってよく分かんない(爆)。いや、化粧とか服装とか明らかに違うのは分かるんだけどさ。「イケてない格好」をしている時の彼女も充分魅力的に映っていたから。あははー。
きっとオシャレとかモードに興味のある方がご覧になったらまた全然違ったお話しに見えるんでしょうね。
ちなみにこの作品が今年160作品目の劇場観賞映画です。
年間165本の記録を塗り替えるのも目前です・・・(^_^;)
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年間観賞数記録突破
今まで一年間の劇場観賞数の最高は去年マークした165本でした。
しかし、本日166本目を観てしまいました。
しかも2月〜5月は3月に2作品観ただけ。9月も0本でした。
それでも166作品・・・。
正味半年で166作品・・・。
映画に呪われています。
「木更津キャッツアイ ワールドシリーズ」の感想
(06年11月鑑賞)
「まったくキャッツを知らない人間がいきなり今作を観賞したらどんなふうに映るのか?。はい。実践してきました。結論。ワケ分かりませんでした。でもキライじゃないノリでした。」監督:金子文紀。出演:岡田准一、ほか。
映画館で予告編を何度も観ましたが、わしがキャッツについて知ってるのは正味その予告編の内容だけです。テレビシリーズはおろか劇場版さえ見た事がないのです。もちろん事前の情報も全く仕入れておらず、限りなく素の状態で見た事になります。一体そんな人っているのかな?(笑)。恐らく観賞した人の大半はこのシリーズのファンですよね。そう言う人たちの評判は良いみたい。では、わしは・・・?
まず、予告編を見て(正しいかどうかは別として)理解していたのは「ぶっさん」と言う人はもう既に死んでるっぽいって事。タイトルにも入ってる「キャッツ」と言うのはどうやら野球チームの名前らしいって事。そのくらいです(爆)。だから「主人公が死んでて野球?『タッチ』みたいな映画?」とか「いやでもコメディみたいな感じだから、どっちかとゆーと『逆境ナイン』みたいのか?」とか色々想像していました。そしたらどっちともぜ〜んぜん違った(笑)。だいたいキャッツって泥棒・・・だったんですか!?。それも今回初めて知りました。って事はキャッツアイってのは北条司先生のほーのキャッツアイだったの!?。そうだったのか・・・と、万事そんな調子(^_^;)
結局始まって終るまで細かいところはさっぱりわからないままでした。が、全編を通してのテンションの高さとか妙なノリとかキライではありませんでした。楽しく悪ふざけをしてる映画って好きなんです。古田新太さんとか阿部サダヲさんとか酒井若菜さんとか好きな俳優さんもけっこう出てるし。良かったです。
あと確かにB級なんだけど「1回表」とか野球のイニングをあてたりして色んな時間軸を見せるなんてところなんかは「パルプフィクション」や大傑作「運命じゃない人」のようなテイストも味わえる?し。多分(笑)。
今までのシリーズをちゃんと見てないからまともな感想は書けないけど。なんか少し全部見たいよーな気持ちもわいてくる作品でした。ホントに見るかどうかは分からないけど(笑)。
あ。それから。比べていいものかどうかは分からないけど、個人的には今年劇場観賞した「花よりもなほ」より「キャッツ」のほうが好きです♪。主演の岡田さんの演技も作品自体も。
・・・そういえば花よりもなほにも古田新太さん出てたな(笑)。
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「トンマッコルへようこそ」の感想
(06年10月鑑賞)
「人間同士が争う事の愚かしさを気付かせてくれる作品・・・と言えばなんだか堅苦しそうだけど、そんな事はまったくない。この作品を観てると自然とにこりとするし、いつのまにかほのぼのしてるし、そしてほろりとする。崇高なテーマを内包しつつ大変楽しいエンタテインメントになっている。」監督:パク・クァンヒョン。出演:シン・ハギュン、チョン・ジェヨン、ソ・ジェギョン 、スティーヴ・テシュラー、カン・ヘジョン、ほか。
この作品の存在を初めて知ったのは劇場で流された予告編ででした。ハウルやトトロを思い起こさせる久石節全開の久石譲さんの音楽にまず「おお!」と。そして各シーンのダイジェストもとても面白そうでした。予告編で面白そうでも実際に観たら全然ダメだった、と言う作品も多いですがトンマッコルに限ってはそんな心配はいりません。予告で大きくなった期待以上の出来。だから安心して予告編を見て大丈夫です(笑)。
舞台は朝鮮戦争時の韓国のある山奥の村「トンマッコル」。この小さな村は世間と完全に隔絶された僻地のため村人の誰ひとりとして国で戦争が起っている事を知りません。そんな村にある日3組みの人たちが迷い込みます。二人の韓国軍兵士、三人の人民軍兵士、そして戦闘機で偵察中に墜落した連合軍のアメリカ人パイロットが1人。そんな戦争の縮図のような物騒な連中が迷い込んで来たら平和で素朴な村もタダで済むはずがありません。当然の如く様々な事件や出来事が巻き起こります。
まず「敵対する相手に遭遇してものすごい緊張感に包まれている兵士たち」と「素朴で純粋で緊張感のカケラも無い村人たち」の対比がウマイ。殺伐さと底抜けののんびりさを同時に画面に提示する事によってストーリーやテーマの輪郭が大変はっきりします。そのため若干わざとらしい感じの演出やクサイ場面、あるいは御都合主義的な展開も、まったく平気で素直に受け取る事ができます。
正直ツッコミどころは満載です。納得できないところも多いです。ネタバレ「例えば村を守るために最後に結局戦争しちゃうじゃないですか?。生命の大切さや争う事の無意味さを説いておきながら人殺しはないでしょう?、ってところとか」。でもそんな納得いかないところでも「色々な事を考えさせてくれるきっかけを作ってくれてるの?」と、ついつい好意的にとらえちゃいます。それはやっぱり物語の作り方がウマイからなんだろうな、と思います。
心にグッとくるセリフも多くありました。
CMでも出てましたけど北の兵士が村長に「偉大な指導力の源は?」て質問するじゃないですか?。その答えのなんとカッコイイ事!。拍手喝采物のかっこよさ。わし大好きです。
また途中でアメリカ人パイロットが「みんな楽しそうだ。これが人生だよね。」なんてちょっぴり気恥ずかしくなるよーなセリフをつぶやいたりするシーンもあるんです。いつもなら赤面しながら「クサ過ぎるよ〜」ともじもじしてしまうところですが、物語を最初から見ていってると、もう激しく同意!。素直に(白状すると泣きながら)「うんうん!。そぉだよぉ。そのとおりだよお!!」ってなもんです(笑)。
確かに132分と言えば結構長めの尺です。しかし展開が色々あるので飽きさせません。中だるみと言う中だるみもありません。色々な事も考えさせてもくれます。そして何より面白い!
エンタテインメントの枠を外れずにここまでの事をしてくれるんだから、なかなか良い作品と言えるのではないでしょうか。
誰でも楽しめる作品だと思います。
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「ジャンプ!ボーイズ」の感想
(06年11月鑑賞)
「子供たちの素が生き生きと撮れてる!。観たら元気が出るってウワサは本当でした。楽しいドキュメンタリー映画です。」監督:林育賢(リン・ユゥシェン)。出演:林育信(リン・ユゥシェン)、ほか。
一昔前は地方の劇場でまともに上映されるのは邦画とハリウッド映画くらいでした。しかし最近はかなり色々な映画が上映されるようになりました。ミニシアター系作品も増えたし、ヨーロッパ映画だけじゃなく韓国をはじめアジアの映画も沢山上映されます。で、今回の「ジャンプ!ボーイズ」ですが、これはなんと台湾発のドキュメンタリー映画です。こんなのが地方の劇場で観れるなんて以前は考えられなかった事です。嬉しい事です。
で、これがまたとても良かった!。全国体操大会の優勝を目指す幼稚園から小2までの7人の子供たちの様子を記録した映画です。それがもう!子供たちが元気!生き生きしてる!へこたれない!一生懸命!素直!かわいい!(笑)。それに登場人物がことごとく個性的!。そしてそれらの素材を的確に撮影し効果的に編集してる。インタビューもうまくて巧みに良い言葉を引き出してるし。この監督、なかなかの手腕の持ち主です。たとえ良いモチーフを発見してもそれを活かすも殺すも作り手次第ですもんね。最初に良いモチーフを発見したとこがエライです。そしてそのモチーフをちゃんと活かしてるのがさらにエライです。
まず子供たちが素晴らしいのは当然として、わしがもうひとつ「スゴイなあ」と思ったところがあります。
それは自分の言いたい結論に観客を導く監督の力。
この作品に登場する熱血コーチは「僕の人生は豊かだ」と言い切るような人です。わしは何に対しても確信を持って行動するタイプの人って苦手なんです。何の迷いもない自信満々のキャラクターって生理的に受け付けない。だから熱血コーチのキャラに最初かなりの拒否感を抱いていました。しかしそのコーチにも色々あり紆余曲折を経てようやくその境地に辿り着いたんだ、と言うのが物語が進むうちに少しづつ判明していきます。コーチの人となりが理解出来てくるのです。そうこうしているうちに自然と自分の中でコーチの認識が変ります。「自信たっぷりなイヤな奴」どころか、いつの間にかとっても「好ましい人物」になってる!。「うわぁ。こりゃもう監督の洗脳に近いよ。」ってなもんです(笑)。
もうひとつ例を上げると「夢さえあれば、疲れない!」なんて言葉が出てきますが、普段ならすんなり「そうだ!」とは絶対思わない部類の言葉なんです。わしはひねくれ物で薄汚れてて素直じゃないですからね。そんな事いきなり言われても「ふん。何青臭い事言ってるんだか。甘っちょろいし暑苦しいよ。フン。」ってな感じで鼻で笑ってるはずなんです。
しかしこの作品を観ていってるとそんな事はカケラも思わないの。知らないうちに「うん、そうだ!夢さえあれば大丈夫。疲れなんてなんだい!」と目をキラキラさせながら同意しちゃってるの(笑)。
「結局何がいいたいの?」と欲求不満に陥らせるダメダメ映画が多いなか、それは大変立派な事です。気持ちいいくらいに監督のなすがままに引きずっていってくれます。物語に引きずり込んで映画の世界に没頭させてくれる。これはどんなジャンルの映画でも大切な事です。映画はやっぱりそうでなくちゃね。
だいたい英才教育とかそういうの嫌いなはずなのに。そんなわしが全然気にせず観てるんだもんなぁ。ある意味奇跡ですよ。これは(笑)。
笑えるし、ほろっとくるし、見終わった後もすがすがしい気持ちに満たされます。とても元気が出る映画です。監督が観客の元気が出るように仕組んでそれが見事成功してる作品って感じ。だから本当に気持ちいい。
ドキュメンタリー映画が苦手な人や馴染の無い人でもこの作品なら普通に楽しめるんじゃないかなぁ。
好き嫌いは分かれると思うけどわしは好きな作品でした!
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「ワールド・トレード・センター」の感想
(06年10月鑑賞)
「生き埋めの怖さのリアリティ溢れる描写は立派。しかし9.11を舞台に選んだ必然性は希薄。普通のパニック・ムービーとして観賞して吉。」監督:オリヴァー・ストーン。出演:ニコラス・ケイジ、ほか。
崩壊したワールドトレードセンタービルに閉じこめられた警官のお話しです。もちろん取り上げているのは2001年9月11日に実際に起った同時多発テロです。その中でも特に衝撃的だったのは「世界貿易センタービル爆破事件」である事は間違いありません。あの時はニュースを見ながら「まるで映画のワンシーンみたいだなぁ」とあまりに現実離れした映像に不思議な感覚に陥りながらテレビ画面を眺めていたものです。それが本当に映画になったら・・・。
うーん。どうなんだこれ!?
確かにある意味リアルなんですよ。ワケも分からないまま閉じこめられて二人で励まし合う警官。それを心配する家族、そして使命に燃えて救出に向かう人々・・・。あの崩壊直後は映画の通り誰ひとりとして事態をちゃんと把握してる人なんかいなかったんです。でも元々の事実があまりに現実離れしてるから、それをそのまま映画にしてもリアリティが出てこないの。大体我々観客のほとんどはもうその事件の顛末を知っちゃってるワケでしょ。当時のあの何も判明してない状態を忠実に再現されても物足りないだけなんです。
9.11を取り上げた作品だと思って見に行くと自然に「なぜこういう事件が起らなければならなかったか?」という掘り下げや「この事件はこう言う意味合いもあったのではないか?」と言う新たな切り口の提示など、色んな物を期待しちゃうでしょ?。残念な事にこの作品にはそれらがほとんど無いんです。だからせっかくのヒューマニズムにあふれたドラマも薄っぺらく感じちゃって・・・。
ま、それは見るほうの勝手な感覚。9.11を取り上げた作品だと思って観なかったらいいんです。普通のパニック・ムービーとして割り切って観たら及第点だったんじゃなかろうかと。閉じこめられた警官同士のやり取りとか、狭い空間で襲い来る恐怖とか、かなりリアルで面白かったし。ちゃんと娯楽作品に仕上げてるし。色々な事が起った事件なのに主に警官二人とその家族の描写にしぼったところもエライと思うんです。そのあたりは立派なんです。
ただ、取り上げてるのが9.11だ、と言う意識はやはり強くて・・・。なかなかお気楽エンタテインメントとしてだけは観れない。だって、あの生々しくて衝撃的だった9.11ですよ?。やっぱりどうしても物足りなさを感じてしまうんです。結局あの題材でこの映画を作ろうと思ったところがすでにアウトだったんじゃないかなぁ。
はっきり言って無理に9.11にしなくても良かった内容のドラマでしたm(__)m
あー。でも仮に9.11と関係ない作品として作ったら「炎のメモリアル」と大差なくなっちゃうもんなぁ。難しいですね(^_^;)。とりあえず同じ9.11を扱った映画なら「ユナイテッド93」のほうを個人的にはオススメします。うん。現時点で9.11を取り上げるならこっちのスタイルだよな。
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「アタゴオルは猫の森」の感想
(06年11月鑑賞)
「原作の雰囲気を壊さないようCGキャラのモデリングは頑張ってる。でもお話しが・・・。説明不足で独りよがり感が強い。」監督:西久保瑞穂。出演:山寺宏一、ほか。
ますむらひろしの名作漫画をフルCGアニメーション化した作品。正直なところ誰がターゲットの作品なんかよーわからんかったです。原作を読んでいなけりゃワケが分からないし、あの名作を読んでいればわざわざ見る必要のないレベルの出来だし(^_^;)。はっきり言っちゃいます。恐らく楽しめたのは「とりあえずヒデヨシ(主役のデブ猫、声:山寺宏一)が動いてる様を大画面で見る事が出来ればただもうそれだけで大満足。細かい事は気にしない!」というタイプの原作ファンだけだったのではないでしょうか。
キャラクターの造形自体は原作の味を壊さないようにとてもよく頑張っていたと思います。しかし、編集のまずさでつながりが悪かったり、ゴチャゴチャと分かりにくい画面が多かったり、演出パターンがマンネリだったり、色々と不満があります。あー、カメラワークもイマイチだったなぁ。
しかし、何より一番の問題はキャラや世界観の説明が全く出来てない事でしょう。原作の深くて豊かな物語世界はどこにいったの〜、という感じ。結局ワケの分からない世界でワケの分からない主人公たちがワケの分からない敵勢力と戦ってワケの分からない理由でワケの分からないまま決着がつく・・・って印象。
そんな感じで大切な情報が欠落気味なのです。それなのに逆にセリフは説明過多と言いますか・・・。マズイ事になんでもかんでもセリフで説明しちゃってるんですよ。しかもその説明がことごとく失敗、あるいは逆効果をもたらしてる。せっかくの崇高なテーマさえまんまキャラクターにしゃべらせちゃって観客をシラケさせてるとか。例えばですが悲しさを表現したいシーンがあったとして、そこで主人公に「悲しいなあ」なんてセリフで説明させるなんて下の下じゃないですか?。そんなところが多かった印象なんです。せっかくあそこまでキャラをモデリングしてるんだから、動きとか表情とか演出とかカメラワークとか、それらを巧みに使ってセリフ以外で語らせて欲しかった。そしたらもっと感情移入できたのに。生命讃歌もあまりにストレートにセリフで言ってるからのめりこめなかったんです。素直な子供たちにはダイレクトに響くかもしれませんが・・・。効果的でないセリフで全部言われると薄汚れたオッサンには小っ恥ずかしいだけなんです。
ちょっと辛口になりました。
でも色々頑張ってるとは思うんです。今年見た「アギト」「ブレイブ」「ゲド」などに比べたらよっぽどマシです。それらと比べたら全然見れます。ただプロモーションビデオとかビデオクリップとしてならまだしも、一本の映画作品として考えるならエンタテインメントとしても芸術作品としても出来はイマイチだった。そういう事です。
ちなみに原作は是非アタゴオル物語から読んで欲しいです。で、アタゴオル玉手箱、アタゴオルは猫の森、と。これがまっとうですよね?。多分。いや。そこまで言うならヨネザアド物語からか(笑)。ま、どこからよんでも大丈夫な作品だとは思います。
しかしやっぱり映画は映像より中身だなぁ・・・。中身がしっかりした映画は映像しょぼくても面白い。最近その逆が多くて残念です。・・・あ、これはアタゴオルの感想というより最近の大作映画への感想です(^_^;)
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寺で駆け回らないで下さいm(__)m
http://hassei.net/blog/2006/11/post_74.html
↑この記事、映画館から帰りに携帯から投稿しました。
その時はよく分からなかったのですが、帰ってパソコンからちゃんと見たら・・・
どー見ても画像が、
「寺をかける少女」
になってるではあーりませんかっ(爆)。
じゃ、何かい?
ヒロイン紺野真琴は尼さんかい!?
あるいは寺巡りかなんかが趣味のシブイ女子高生なのかい!?
・・・いえいえ。
もちろん、違いますよ。
「時をかける少女」です。
このアニメ、イチ押しです。
面白いです。
まだ上映してるところやこれから再映されるところが結構沢山あります。
原作や昔の実写版を知らなくても全然大丈夫です。
お近くで上映しているのを発見したら是非ご覧下さい。
それにしてもこの画像の切れ方見事だよなー。
まるで狙ったよーだ(^_^;)
■06年11月の映画マラソン
今月も映画マラソンを決行しました!
しかし今回は、終了間際の作品とか上映館とか時間とか、色々加味すべき条件が多くて予定を立てるのが難しかったです(^_^;)
結局、天神の二つの映画館を行ったり来たりしました。
なんと、3往復もしちゃったと言う・・・。
そのうち一度はたった15分しか映画と映画の間がありませんでした。
距離的には徒歩5〜6分程度なんですが、映画の日は人が多いですからね。
チケット買ったり便所に行ったりという時間を考えるとそれがギリギリのところ。
それ以上短くなると「比較的好きな場所に陣取る」って事がまず不可能に。
そんなワケで場合によってはダッシュもしくは小走りも余儀なくされます。
そんなタイトなスケジュールでしたが、根性でどーにか無事完走しました。
無論、過去最高本数の7本のようにはいきませんでしたが、それでも5本はいきました。
ラインナップは以下の通りです。
144■ジャンプ!ボーイズ
145■サムサッカー
146■パビリオン山椒魚
147■薬指の標本
148■男はソレを我慢できない
この中だとサムサッカーが一番だったかなぁ。
ちなみに前回のマラソンとの間に以下の作品も鑑賞しています。
115■X-MEN:ファイナル ディシジョン
116■レディ・イン・ザ・ウォーター
117■イルマーレ
118■スケバン刑事(デカ) コードネーム=麻宮サキ
119■マイアミ・バイス
120■キンキーブーツ
121■マッチポイント
122■出口のない海
123■UDON
124■ウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟
125■フラガール
126■ワールド・トレード・センター
127■サイレントノイズ
128■シュガー&スパイス 風味絶佳
129■もしも昨日が選べたら
130■オトシモノ
131■バックダンサーズ!
132■涙そうそう
133■マックス!!! 鳥人死闘篇
134■マスター・オブ・サンダー 決戦!!封魔龍虎伝
135■そうかもしれない
136■アガサ・クリスティーの奥さまは名探偵
137■カポーティ
138■ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT
139■夜のピクニック
140■ブラック・ダリア
141■青春☆金属バット
142■ミュージック・クバーナ
143■トンマッコルへようこそ
なかなかつぶぞろいでしたよ〜。予想以上に面白かったのは「マッチポイント」かな。「フラガール」も評判通り良かったです。独断と偏見の趣味丸出しで言うまらイチ押しはやはり「ミュージック・クバーナ」!。それと意外と「マスター・オブ・サンダー」「トンマッコル」がイケました。あと「キンキーブーツ 」「そうかもしれない」「夜のピクニック 」「青春☆金属バット 」「X-MEN3」「出口のない海」「メビウス&ウルトラ兄弟」なども観て損は無いと思います。とても好みによりますが(笑)。逆に、ヒマとお金が有り余るほどあってもコレだけはよしなさい、って作品は「マックス!!! 鳥人死闘篇」です。今年のワースト候補っ。
それから現時点で「ミュージック・クバーナ」「そうかもしれない」「マスター・オブ・サンダー 決戦!!封魔龍虎伝」「マックス!!! 鳥人死闘篇」「涙そうそう」は、既に感想もアップしてます〜。宜しければ是非ご覧下さい!