カテゴリー:■映画2006年

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「かもめ食堂」の感想(11.09.26更新)

 [ ■映画2006年 ]   

(06年5月鑑賞)
ヘルシンキの街角に開店した日本人女性が経営する食堂を舞台にのんびりとした日常が展開する物語。フィンランドでオールロケ。監督、荻上直子。原作、群ようこ。出演、小林聡美、片桐はいり、もたいまさこ、マルック・ペルトラ、ほか。

いやあ。良かった!大好きです、この作品。
まだこれから今年中にどんな作品に出会うか分からないけど、2006年の邦画・・・いや、洋画も含めてのベスト5内に入るのはもはや確実です。そのくらい好き。
やわらかな時間が流れる、どちらかと言うと淡々とした物語。あまり大ヒットしそうな感じじゃない内容なんだけどまさかのロングラン!極端に少ない単館上映から口コミで噂が広がり上映館も増えました。うれしいねえ・・・。こう言う映画がヒットするなんて日本もまだまだ捨てたもんじゃないです。

さて、どこがそんなに気に入ったのかと言いますと、まず全体の雰囲気がいいんですよ。
港でのしのし歩くでかいカモメをカメラが追いながらそこに主人公サチエのナレーションが入ってくる・・・ってしょっぱなのシーンからもうツボでツボで(笑)。その後ラストまで波乱万丈の展開があるでもなく小さな事件・・・それもまさに日常の範囲内のちょっとした出来事がほんわかと続いていくだけなんですけど、それがまた良い!。そして食べ物がものすごく美味しそうなのがさらに良い!。何たって「かもめ食堂」ですもんね。その基本をちゃんと押さえてるところがエライ。そして各キャラがちゃんと立ってる。ところどころにグッとくるセリフもあるし、思わず吹き出しそうになるシーンも沢山ある。そう、大爆笑じゃないんです。おもわずプッ、なんです。そのサジ加減がこれまたむっちゃ好みの頃合いで・・・。
いやあ、良い作品に出会いました。
どこかにサチエさんみたいな女性がいないかなあ。すっごい素敵な女性なんです。あんな人と友達に・・・いや、むしろ付き合って欲しいっ!(笑)。いたら誰か紹介して下さいm(__)m

とにかく皆さんも観て下さい。オススメです。
そして是非とも劇場で観て欲しい!
この作品を家庭のテレビ画面で観るのはもったいないですよ。
観終わった時は誰でもきっとやさしくて豊かな気持ちになってるんじゃないかな。そしてガッチャマンの歌を口ずさみながらおいしい鮭のおにぎりを頬張りたくなる事ウケ合いです(笑)。あとコーヒーもね!



DalahastCafe(ダーラヘストカフェ)
の期間限定かもめ食堂メニューは終了したそうです。残念!

http://www.dalahastcafe.com/info/index.cgi?mode=view&log=20060330145932 (※http://web.archive.org/web/20060615061331/http://www.dalahastcafe.com/info/index.cgi?mode=view&log=20060330145932

あ、でも「5月末でかもめ食堂メニューは終了いたしました。しかし、昼間はお弁当ランチでおにぎりとからあげを、夜メニューでおにぎりでご提供しています。ご来店お待ち致しております。」だ、そうです。北欧の雰囲気漂うカフェでおにぎりも良いかもしれません。シナモンロールは無くても手作りスィーツ美味しそうだし♪

追記(2006.7.18)
その後カフェに行ってみました!。期間限定のかもめ食堂メニューは終了しているもののメニューに残っているおにぎりがまさに映画のイメージそのまま。そしてポークジンジャーがこれまたかもめ食堂の生姜焼きそのままなのです。おにぎりとポークジンジャーの二つを頼めばかもめの雰囲気がかなり再現されると思います。もちろん味も良かった!。他にも色々注文しましたがどれも素直な味付けで美味美味♪。店内の雰囲気も良いし、素敵なカフェでした。お腹いっぱいでスィーツまでは手が回らなかったのですがそちらのメニューも充実していました。夜も遅くまで営業しててお酒も美味しそうでした。ちょっとお茶をするにもしっかりご飯を食べるにもお酒を飲むにも良い店だと思います。



さすがにここ福岡でも上映回数がかなり減ってきてます。
急げ!皆さん!終わる前に観なきゃ!
わしも公開終了までに必ずまた観に行きます。

KBCシネマ→(PC/携帯

6.22(木)〜6.23(金) 10:00/13:15/21:00〜22:45(21:00→1200円)
6.24(土) 20:20〜22:05
6.25(日) ×上映なし
6.26(月)〜6.30(金)  20:20〜22:05(→1200円)
7.01(土) 12:40/20:40〜22:30(土曜は1200円はありません)
7.02(日) 12:40〜14:30
7.03(月)〜7.07(金)12:40/20:40〜22:30(20:40→1200円)
7.08(土) 12:40/20:50〜22:35(土曜は1200円はありません)
7.09(日) 12:40〜14:30
7.10(月)〜7.14(金)12:40/20:50〜22:35(20:50→1200円)
7.15(土)〜7.21(金)18:50〜20:40
7.22(土)〜7.28(金)12:10/18:50〜20:40
7.29(土)〜8.4(金)20:50〜22:40(→1200円)
8.4(金) 20:50〜22:40(終)
8.5(土) 20:30〜22:20(終)
8.6(日) 休映
8.7(月)〜8.11(金) 20:30〜22:20(終)
8.12(土) 10:10/20:20〜22:10(20:20→1200円)
8.12(日) 10:10〜12:00
8.14(月)〜8.18(金) 10:10/20:20〜22:10(20:20→1200円)
8.19(土)20:30〜22:20
8.20(日)休映
8.21(月)〜8.25(金)20:30〜22:20
〜9.8迄

(06.9.8更新)つ、ついに終了(T▽T)
ここ福岡での上映は2006年9月8日に終了しました。残念です!。しかし、よくここまでロングランをしてくれました。お陰で6回も観に行く事が出来ました。長期間に渡り上映してくれたKBCシネマさん、ありがとう。大画面では観れなくなっちゃいましたが代わりにDVDの発売が決定しております。絶対買いです。今度はDVDで楽しみます!→「かもめ食堂DVD


(06.9.27更新) そんなワケで、ここ福岡県では大スクリーンで観れる機会はもう二度と無いものと思っていました。



が、

なななななななななな、なんと!!!
小倉の「昭和館」にて再上映が決まったようです!
期間は10月28日(金)〜11月17日(金)。なんと「間宮兄弟」との二本立てです。一本の値段で二本観れて非常にお得!。ちなみに間宮兄弟も今年イチ押しの映画です。とても面白かったです。なんてったってわしは今年が半分以上残ってる時点で「かもめ食堂」「間宮兄弟」「嫌われ松子の一生」「青いうた」の四本を観ずして今年の映画を語るなかれ〜!とぶち上げましたからね。そのうちの二本が一度に、しかもお得な値段で観れるなんて!こんな素晴らしい事はないですよ!?。ま、両作品とも既にDVDが出ちゃってるわけですが、やはり劇場の大画面で観賞するのとウチのちっちゃな画面で観るのとでは味わいが全然違います。劇場で見逃された方はゼヒゼヒ足をお運び下さい。本当に最後のチャンスかも!?


福岡KBCシネマで公開終了まではブログの先頭に来るように先の日付にしていました。この感想を書いた本当の日付は「2006年6月11日」です。・・・って事は感想をアップして2ヶ月以上の長きに渡り当ブログの先頭記事はこのエントリーだったわけですね。今後このエントリーがどんどん下のほうになっちゃうのかと思うとちょっと寂しい(笑)。ちなみに初めて観賞したのは5月です。福岡での公開開始は4月。全国公開開始は3月です。



(06.12.10追記)
なんと、mixi内の公式「かもめ食堂」コミュニティでJTB旅行券1万円分が当たっちゃいました!。「あなたのソウルフードを教えて下さい」ってお題で投稿するのが応募の条件でした。懸賞当選を記念してその時投稿した文章を公開っ(笑)。
わしのソウルフードは「カレーライス」です。

広島人だからお好み焼きは外せないし、サチエさんと同じでおにぎりが大好きだし・・・。自分のソウルフードってなんだろう?と考えた時色んな食べ物が頭に浮かんできました。でも究極はこれ。カレーライス!。カレーライスにはどんなものもかないません。とても一般的なのにそれぞれの家庭でこんなに味の違う料理も珍しいのではないでしょうか。
ここだけの話し、母はそんなに料理が得意ではありませんでした。夕飯にサラダを注文したら真っ二つに切っただけのレタスがゴロンと出てきた事もありました。万事豪快なんです。だから比較的作るのが簡単なカレーでも毎回うまく作れるとは限りません。ある時はやたら水っぽくて味が薄かったり。ある時はやたらしょっぱかったり。ある時などは底の方が焦げててなんだか苦味があったりした事も・・・。
でもね、両親共働きで鍵っ子だったのでウチで母が料理をしてるってだけでとても嬉しかったんです。仕事で遅く帰ってきてあわててカレーを作ってる母。疲れ切ってるはずなのに一生懸命作ってくれているんですよ。「遅くなった!ごめん!」なんていいながら。たまにすごく美味しく出来上がった時のあの誇らしげな顔も大好きでした。そして「一期一会!。次もこういくとは限らない!味わって食べてよ!」と言い放ち、がははと笑っておりました。
と、これは自分が小さな頃の話し。今では母も定年を迎え実家で主婦をしております。カレーもほとんどしくじる事がなく安定した美味しさを誇ります。でも時々あの失敗カレーや、あの時の時間、そして空気なんかを懐かしく思い出す事があります。
カレーのにおいって自分の根幹にある何かを刺激するんですよね。未だにいきなり無性に食べたくなる料理ナンバーワンです。これをソウルフードと言わずしてほかに何をソウルフードと言えるでしょう!(笑)。

賞品はクリスマスの頃に届くようです。1万円じゃフィンランドまでは行けないけど、でも有効に使います。あー、うれしいっ♪



(11.8.24追記)
なんとっ!。
アジアフォーカス福岡国際映画祭2011で久々の再映が決定しました!。
嬉しい!。
絶対行く!。
http://hassei.net/blog/2011/08/post_1849.html


(11.9.26追記)
見て来ました!。
劇場で見る「かもめ食堂」やっぱり最高でした(^^)v
http://hassei.net/blog/2011/09/asiafocus21



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投稿者: hassei 日時: 00:02 | | コメント (4) | トラックバック (2)

「ホステル」の感想

 [ ■映画2006年 ]   

(06年12月鑑賞)
「コワイと言うより気持ち悪くなっちゃった。でも残酷描写は意外と控えめなほう?。ストーリーがそれなりにしっかりしてるのでそのあたりは苦痛なく観れました。」監督:イーライ・ロス。出演:ジェイ・ヘルナンデス、デレク・リチャードソン、エイゾール・グジョンソン、バルバラ・ネデルヤコーヴァ、ヤナ・カデラブコーヴァ、ヤン・ヴラサーク、三池崇史(笑)、ほか。

実はどんな作品かあまりよく把握しないまま観ました。リアルテイストのホラー作品だったのね(^_^;)。

R-18指定ってわりに残酷描写とかセクシー描写とか、そこまでじゃなかった気がします。しかしわしってあまり熱心なホラーウォッチャーじゃないんですよねえ。だから免疫少ないからそれなりに堪える物がありました。ストーリー自体はちゃんと起承転結があって映画としてちゃんと成立してました。単なるスプラッタよりかは好きですね。

でもやっぱり血がドバーッとか人間バラバラーッとか苦手だなあ。コワイより先に気分が悪くなっちゃう。
個人的には派手に手足がぶっちぎれたり、思いっきり全身がグチャっとつぶれたりするよりもむしろ、指を数本切断するとか、眼球をほじくり出すとか、なんとなく想像できる感じの描写のほうが苦手なんです。で、今回どっちかと言うとそっち系の描写が多かったのでモロ気分が悪くなっちゃいました。えげつなさで言えば先日観た「テキサスチェーンソー・ビギニング」のほうが上だと思うけど、気分が悪くなったのは断然こっちです。

さすが制作総指揮はクエンティン・タランティーノってところでしょうか。そうそう。そう言えば劇中のテレビモニターにチラッと映ってたのって「パルプ・フィクション」でしたよね?(笑)。
ホラーのお約束もきっちり守ってあるし、ホラーが苦手な人意外にはまずまずの佳作だったのではないでしょうか。


ところで、ホラー映画を観て気持ちが悪くなった時って

なんだー。

自分ってまだ全然まっとうな人間だったんじゃん♪

と、妙な安心感を覚えたりするんですけど、みなさんはそんな事ありません?
ホラー映画の楽しみ方としてはどーなんだろうって感じですが(^_^;)


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投稿者: hassei 日時: 00:00 | | コメント (0) | トラックバック (1)

「パビリオン山椒魚」の感想

 [ ■映画2006年 ]   

(06年11月鑑賞)
「オダギリさん、こーゆーの好きだねえ(^_^;)。わしも嫌いじゃないんだけど・・・せっかくの設定を活かし切れずグダグダになったところが結構あったかなぁ。」監督:冨永昌敬。出演:オダギリジョー、香椎由宇、高田純次、麻生祐未、光石研、KIKI、きたきまゆ、津田寛治、ほか。

100年前のパリ万博にも出品された有名大山椒魚のキンジローをめぐり引き起こされる大(珍?)騒動。ある日天才レントゲン技師の飛鳥芳一(オダギリジョー)はキンジローのレントゲン写真を撮影するように依頼される。その依頼は第二農協からのもので「キンジローをかくまう財団の税金のムダ使いを暴く」のが目的と言う。芳一は止むを得ない理由によりその依頼を受ける事になる。しかし、レントゲン撮影にはまず財団からキンジローを誘拐する必要があった。かくして飛鳥はサラマンドル・キンジロー財団と第二農協の熾烈な争いに巻き込まれていく・・・。

と、こう書くとまるっきり漫画みたいな設定ですよね。でも、わしはこーゆーの好きなんです(笑)。ただ。ちょっとケレン味が多すぎました。もし、このちょっと外れた設定を、ひたすら大真面目に抑えた演出でやってくれていたなら・・・思いっきりストライクな作品になっていたんですけどねえ。
残念ながら外れた設定をそのまま外してやっちゃった感じ。もしそうするならもっともっと突き抜けてやって欲しかった。ちょっと中途半端感がありました。あと展開も色々盛り込み過ぎちゃったせいで途中からグダグダになっていった印象も。

アイデアと基本設定が◎だっただけにホント惜しい。
なんとも言えないB級感もなかなか良かったんですけどねー。

今年の夏「ゆれる」を観賞してオダギリジョーさんってすっごい良い役者さんだなー、と感心しました。そして今回の「パビリオン山椒魚」。彼はこんな役もやれるんですよね。なかなか懐深いですな。


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投稿者: hassei 日時: 00:04 | | コメント (0) | トラックバック (0)

「ユア・マイ・サンシャイン」の感想

 [ ■映画2006年 ]   

(06年12月鑑賞)
「うらやましいくらい一途で正直な愛だなぁ。仕方ないよね。好きになっちゃったんだもの。ヌル目の韓国恋愛映画に飽きちゃった人にもオススメ〜。」監督:パク・チンピョ。出演:チョン・ドヨン、ファン・ジョンミン、ナ・ムニ、ソ・ジュヒ、ユン・ジェムン、リュ・スンス、ほか。

やー。泣いちゃったよぅ。

なんでも実話が元だそうで。確かに以前こんな話題をニュースかワイドショーで見た記憶があります。でも、それがこんな作品になるとはねえ。
そこらのベタなだけの純愛物映画とは一線を画してる作品だと思いました。

話しは訳ありな過去を抱え田舎町に流れ着いた女が牧場で働く冴えない独身男と出会うところから始まります。
その冴えない男をファン・ジョンミンさんが演じてるのですが、これが本当に冴えない(笑)。不細工とは言わないけど、男前とはほど遠いルックス。男のわしが見てても最初の半ストーカー状態のあたりは「気持ち悪〜い」って思いかけましたもん(^_^;)。ま、その点からして美男美女の出てくるだけの多くの恋愛映画とは違うな、と思ったワケですが・・・。
いやいや。ちょっとそこの奥さん。イケメンが主役じゃないからって、そこで引いて観るのをやめたら損しますぜ!(笑)。
一方、訳あり女を演じたのはチョン・ドヨンさん。確かにべっぴんさんなんですがそこまで美女って言うほど美女じゃない。それも良いバランスだと思いました。何より演技がウマイ!
で、女に出会った男ですが何やら彼女に運命を感じたらしく猛アタックを開始します。この男、冴えなくてなんの取り柄も無い人間なんだけど、とにかく一途。そして一生懸命。どっちかと言うと女はしたたかで世間にスレてる感じなんだけど、それと対照的に純朴というか純粋というか単純と言うか・・・。最初は気持ち悪く見えてたのが段々かわいい感じに見えてくるのが映画マジック(笑)。

うーん。あんまり話してネタバレになるのも面白くないな。
ま、予告編の情報の範囲内で大雑把に言いますね。一応遮へいはしとくので反転させて読んで下さい。
ネタバレ

紆余曲折がありながらも結局二人はいい仲になるんです。でも、女の暗い過去が影を落とし始めます。二人は深く愛し合ってるがゆえにその影(過去の男ね)に苦悩します。そして本人も知らなかったんだけど、この女、HIVに感染してたんです。それが発覚したりもろもろな事件があったりで二人は幸せの絶頂から一気に奈落の底に突き落とされます。
その後二人はどうなっていくかは観てのお楽しみって事で。
それにしても二人の心の変化が本当にうまく描写してありました。事件が起った時の世間の目とか周りの人間の態度の変化なんかの描写もうまかった。いわれなきそしりとか、やり場の無い怒りとか、そーゆーのがきっちり描かれてるから無償の愛にも説得力が出てくる。

そうそう。
この映画を観ながら「最近観た作品に似た印象のがあったよなあ。何だったかなぁ。」と思ったんですよ。その時は「なんだったかなぁ」で終っていたけど、やっとこ分かりました。『手紙』です。
そう言えば手紙にも泣かされたんだよなぁ。わしこーゆーのに弱いんじゃろうか(笑)。

あとひとつ、ラストに関するネタバレになっちゃいますが・・・
ネタバレ

エンドロール入ってからの二人で歌うユア・マイ・サンシャインが素敵な事!出ない声で一生懸命歌うのがまた良い。歌自体はヘタなんですけどね。それが余計に心を打つ(笑)。とても愛に溢れてると思いました。「私の陽の光」って心から言い合ってる感じ。本当に暖かかった。普通はエンドロールが泣き顔を立て直す時間なんだけど。逆に
涙がだぁあああ、なワケです。
ええ。
そのままの顔で劇場を出ちゃいましたよ。
だってぇ。仕方ないじゃありませんか(^_^;)
あ、でも同士がいっぱいいたからあんまり恥ずかしくは無かったよ(笑)。

単なるミーハーな韓流ファンにはどうか分からないけど、ちゃんとした映画ファンになら充分楽しめる作品だったと思います。


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投稿者: hassei 日時: 00:09 | | コメント (0) | トラックバック (0)

ハシゴ男

 [ ■映画2006年 ]   

今年に入って何本映画をハシゴしたのかちょっと数えてみました。
今のところ

1本だけ22回・・・22作品
2ハシゴ13回・・・26作品
3ハシゴ13回・・・39作品
4ハシゴ10回・・・40作品
5ハシゴ10回・・・50作品
6ハシゴ2回・・・12作品

の計189作品でした〜。
今年はまだ7ハシゴしてませんでした(>_<)

ん?
って事は189本観たわりには映画を観に行った日は70日しかないんか。
映画を観に行く日は5日間に一回あるかないかって計算ですな。
一週間に6日は映画館に通ったと言うN師にはとてもかないません。
まだまだわしなど常人の域です。
かようにわしが映画狂などとはほど遠い存在である事が数字上で実証されました。
良かった良かった。

あ、これだけは言っとかなきゃ。
わしは決してハシゴが好きなワケじゃないんです。
本当は一日一本、多くても二本、大切に大切に映画に接していきたいタイプなんです。
でも安い時にまとめてみなきゃお金も時間もおっつかない。
だから仕方なくハシゴをやってるんです。

1日1本って本当に最高にゼイタクな事だよなぁ。
いつの日かそんなゼイタクな事が出来る身分になりたい。

投稿者: hassei 日時: 22:22 | | コメント (0) | トラックバック (0)

「めぐみ-引き裂かれた家族の30年」の感想

 [ ■映画2006年 ]   

(06年12月鑑賞)
「きーーー。くやしいいぃぃぃ。これは日本人が作らなきゃいけない部類の映画でしょう。何やってんだよぅ。日本のクリエーターたち!ガンバレよぅ!」監督:クリス・シェリダン、パティ・キム。出演:横田滋、横田早紀江、増元照明、ほか。

がーーーーーっ。悔しいッ。アメリカ人にこんな映画を作られてしまったー。
あ。断わっておきますが決して差別的発言とかそーゆーワケじゃないですよ(^_^;)。はっきり言って嫉妬です。ジェラシーです。こんな優れた作品を日本以外の国の人に作られてしまうなんて・・・orz。

これは北朝鮮による日本人拉致事件を取り上げたドキュメンタリー作品です。特に拉致被害者の横田めぐみさんとそのご家族にスポットが当てられています。昔の貴重な映像、ニュースなどでは見た事のない横田夫妻の素の横顔、そして様々な人達の興味深い証言、などなど。それらが満載です。中には既にお馴染の映像だったり新鮮さを感じない事実も沢山あります。しかしそれらも必然でもって絶妙に作品に組み込まれています。だから最初から最後までダレずに観賞できます。

確かにそこまで斬新な切り口と言うのは無かったと思います。しかし、サブタイトル通り、長く苦しかった家族の30年が本当によく表現されています。
今の日本でこの事件の事を知らない人はまずいないでしょう。だからそれほどの衝撃で受け止める人も少ないかと思います。「NHKの特別番組レベルじゃん」とか。でもそれだからこそ改めて劇場で、ちゃんとお金を払って、姿勢を正して見直す必要があるのではなかろうか、と。やはり高い意識を持って見直すのはテレビでなんとなく流し見するのとは大いに違うと思うのです。
何より、客観的に見て一本のドキュメンタリー映画として優れた作品に仕上がってると思うのです。

拉致問題ってもっともっと複雑で大変な問題がゴロゴロしてるんだけど欲張り過ぎずにに横田めぐみさんとそのご家族をメインに据えてテーマを絞ったところがエラかったな。そこに一番好感を持ちました。
ってかアメリカの人なら一番に思いつくのは多分ジェンキンスさんとかその周辺の問題だと思うんですよ。でもそうしなかった。うん。エライ。

世界レベルではこの事件はまだまだ知られていない地域のほうが圧倒的に多いです。そんな地域で上映されたらかなりの衝撃を与えるのではないでしょうか。それだけの力がある作品だと思いました。

(※原題:Abduction The Megumi Yokota Story)


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投稿者: hassei 日時: 20:30 | | コメント (0) | トラックバック (1)

「麦の穂をゆらす風」の感想

 [ ■映画2006年 ]   

(06年12月鑑賞)
「キリアン・マーフィーが良い!。近代史を鋭く描いたケンローチの手腕も相変わらず見事。こういうのを作らせたら彼はやっぱりうまいなぁ。」監督:ケン・ローチ。出演:キリアン・マーフィ、ポードリック・ディレーニー、リーアム・カニンガム、オーラ・フィッツジェラルド、メアリー・オリオーダン、メアリー・マーフィ、ほか。

主演のキリアン・マーフィーは今年公開された「プルートで朝食を」での印象が強烈でした。女性的な心を持った青年キトゥンを本当にチャーミングに演じていました。彼(彼女?)はアイルランド独立運動が盛んな頃にも関わらず徹底して争いを嫌い、自らの幸せを掴むために四苦八苦しながらも一生懸命生き抜きます。

今回の作品はまるで違う役。時代も1920年代。でもやはりアイルランド独立を目指す戦いが舞台なのが面白い。こちらで演じたのは正義感に燃える男デミアン。彼は決して争いは好まない人間であるにも関わらず、抗えない信条に従い自ら争いの中に身を投じて行きます。

ある意味キトゥンは自分本位な生き方であったのに対してデミアンは国を思い、仲間を思い、自らを犠牲にしてまでも戦い抜く生き方を貫きます。本当に真逆と言っても良いほどの役。

それをどちらも見事に演じこなしているキリアンを見るだけでもこの作品を鑑賞する価値はあります。

そして物語自体も重厚。
重たい歴史を過不足無く描いたケンローチの力量は大したもの。

正直、気を抜くとなんとなく日本のヤクザ映画の抗争物っぽいストーリー展開もあるんですよ(^_^;)。
しかし、当時の風俗や雰囲気うまく表現した映像と素晴らしい音楽がそうはさせません。
なかなか見ごたえのある作品に仕上がっています。


IRA暫定派は昨年('05)ようやく武装闘争の終結を宣言したものの、そこから派生した過激派のリアルIRAは、今もなおテロ活動を続けています。
作品中にはニュースなどでお馴染のシン・フェイン党のシン・フェインなんて名前も出てきますし、つまりは大昔に過ぎ去った過去の物語でなく、今に直結してる歴史の一部、ってのを実感できるのです。

世界史の未履修が全国の高校で問題になりましたが、歴史を知らない人間が量産されるんじゃなかろか、と心配になります。そういう若者にはこういう優れた作品を観る事で単位に替えさせてあげるとか、そういうのダメ?(笑)。年号を覚えるより、歴史の一端を垣間見る事が出来るこんな作品を鑑賞し、深い何かを洞察する。嫌々歴史を勉強するより、そのほうがよっぽど良いような気がします。

あ、そういえば先月は「トリスタンとイゾルデ」も観たんだよな。イングランドとアイルランドの問題ってなかなか根が深いです。


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投稿者: hassei 日時: 00:34 | | コメント (0) | トラックバック (1)

「Oi ビシクレッタ」の感想

 [ ■映画2006年 ]   

(06年12月鑑賞)
「ブラジル発のロードムービー。全編で流れるロベルト・カルロスの曲が印象的でした。」監督:ヴィセンテ・アモリン。出演:ヴァグネル・モーラ、クラウジア・アブレウ、ラヴィ・ラモス・ラセルダ、ほか。

 


この物語は実話に基づいてるそうです。ブラジル北部の失業中の男が一家を養えるだけの仕事を求めて旅に出ます。遠くリオデジャネイロまで。なんとチャリンコで!。しかも家族全員を引き連れて!

懐かしかったー!。
何がって?。いやですね。実は小さな頃からウチも家族の移動は大抵自転車だったんです。父の自転車の後に母、妹ふたり、わし、の4台の自転車が連なって通り過ぎるワケです。もうウチの自転車行列は町内の常識になっていたと言って良いでしょうね。「1台通ったら気をつけな。あと4台通るから。」ってのが町内の人々の合言葉になっていました。んー。それはちょっと大げさか?(笑)。いや。でもあながちウソでもないんです。「いつも家族で自転車だねー」と友人に言われたこともあるし。家族でデパートに行くのも、おじいちゃんちに行くのも、ちょっと出掛けるのも、ぜーんぶ自転車で移動してたから。
でもさすがにこの映画みたいな遠乗りはしたこと無いです。

この映画の家族は広大なブラジルの大地を実に3200kmにも渡って大移動するんです。おまけに大家族。父ちゃんと母ちゃんと6ヶ月の赤ちゃんを含む5人の個性豊かな子供達。そりゃあ、これで色々な事が起らなければウソってもんです。もちろん失業中の男が職を求めての移動なワケですから貧乏この上ありません。辛くてキツイ旅です。でも暗くない。力強い。見てて元気が出てきます。
家族が力を合わせてうまく行ってる場面では本当にそんな感じ。もちろん長い旅のうちにはギクシャクしたりトラブルも沢山あります。そんな場面ではハラハラドキドキを楽しめます。
ストーリーの柱のひとつとして長男の成長なんかもちゃんと描かれていて高感度大。
そして何より全編通して流れるロベルト・カルロス(サッカー選手じゃないよ)の曲がいい感じ。

なかなか良いロードムービーに仕上がっていたのではないでしょうか。

今のところ今年になって200本近い映画を劇場観賞してますがブラジル映画は「GiNGA」に続いてやっと二本目かな。あんまり観る機会のないブラジル映画が良い作品で良かったです♪

余談ですがわしは今家族でのロード・ムービーでは12月23日から公開の「リトル・ミス・サンシャイン」をとっても楽しみにしています。こちらも良い作品だったらいいなー。


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■映画「Oi(オイ) ビシクレッタ 」公式サイト→http://www.espace-sarou.co.jp/oi/

投稿者: hassei 日時: 00:10 | | コメント (0) | トラックバック (0)

■06年12月の映画マラソン

 [ ■映画2006年 ]   

今月も決行しましたー。
映画マラソン!

と言っても本数は4本と少なめです(^_^;)

しかし、あんまり行かないちょっと場所の悪い劇場にも足を延ばしたりしたんでマラソンって雰囲気はいつも以上にありました(笑)。
ローカルで分かりにくいと思うけどTNCシネサロン・パヴェリア(福岡タワーのところ)から天神まで歩いて移動したんですよー。シネテリエ天神(親不孝通り)からパヴェリアに移動して1本観て、さらにまた天神に戻ってKBCシネマ(那の津)!バスで15分だから甘くみてたら意外と距離があってくたびれました。

ちなみにちょっと場所の悪いってのはTNCシネサロン・パヴェリアです。だって遠いし、普段割引無いし、1スクリーンだし、おまけに1作品のみ上映の事がほとんどなんだもん。とことんハシゴ観に(わし的に)不向きな劇場なんです。
だからよっぽど観たいのがここでしかやってない時だけ仕方なく行く感じ。

って事は今回よっぽど観たいのがあったのか?と問われればさにあらず。
いつも観ている天神界隈やキャナル、中洲、博多駅、の作品がほとんど観たやつばっかりだったんです。全部ではないんですけど時間が微妙に合わなかったり・・・。
そんなワケで今回マラソンの雰囲気そのままにパヴェリアまで足を延ばしたって寸法です。


さてさて、今回観賞したラインナップは以下の通りです。

続きを読む "■06年12月の映画マラソン" »

投稿者: hassei 日時: 23:20 | | コメント (2) | トラックバック (0)

「クリムト」の感想

 [ ■映画2006年 ]   

(06年11月鑑賞)
「混濁した意識の中で人生を回想したらこんな感じになるのかも知れないなぁ、と思いました。また当時の町並みや風俗の再現がなかなか見事でした。ある程度の知識がある人向けの作品です。」監督:ラウル・ルイス。出演:ジョン・マルコヴィッチ、ヴェロニカ・フェレ、サフロン・バロウズ、スティーヴン・ディレイン、ニコライ・キンスキー、サンドラ・チェッカレッリ、ほか。

ニッ、ニコライ・キンスキー演じるエゴン・シーレが本人の自画像にソックリ過ぎなんですけど!(笑)。
なんかまずそれに感動してしまった(^_^;)

物語はちょっと難解。死の床にいるクリムトが過去を回想するような内容なんですが・・・単なる回想と言うには夢とも現実ともつかないような内容を含んでる。だから普通の伝記映画だと思って観に行くと裏切られると思います。わしは観ているうちに「彼は実際死の間際に混濁した意識でこんな夢でも見ていたのかもしれないな」なんて事を思いました。

ただやはり、クリムトやシーレの作品や人間、彼らの生きた時代や様々な事実、それらを知らないとちょっとキビシい映画かな、と。
ってか、それらの知識がないとクリムトに対して大いなる誤解を生じさせる事になる可能性がある気がするんです。
出来れば美術史をある程度知ってて観に行って欲しいかなぁ。せめて「パリ万博」の意義とか意味くらいは。ま、普通に歴史を勉強してる人ならそのあたりは大丈夫と思うけど・・・。でもさすがに普通「ウィーン分離派展」なんて世界史を勉強しただけじゃ分からないよね?。
クリムトとシーレの関係はもちろん、クンストラーハウスが造形美術協会を認めなかった事実とか、ウィーン分離派がその後どんな役割を果たしたかとか、そのくらいは把握して観に行ったほうが物語が分かりやすいのではなかろうか?と。
じゃないと例えばサロンで話してた鏡と縁の話題なんかもさっぱり分からないんじゃないかなー。


シャレってわけじゃなくホントにアート系の映画だった気がします。
そんなワケで誰でも楽しめるエンタテインメントって感じではないのでご注意下さい。
クリムトの知識がある程度ある方、あるいはマルコヴィッチ氏の怪演のファンの方、そういう方々向けです。

あ。わしは一応芸術系の学校行ってました。ダメダメ学生だったけど(^_^;)


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投稿者: hassei 日時: 23:19 | | コメント (2) | トラックバック (0)
 
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