カテゴリー:■映画2004年

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■2004年映画総括

 [ ■映画2004年 ]   
2004に劇場で鑑賞した映画を総括しました。

今日は正月の3日です。
元旦と二日で初詣も年始も墓参りも済ませました。
今日は一切外出せずに家でのーーんびりと過ごしました。
時折雨がぱらつく曇り模様の天気だったと言うのもあったんですけどね。

せっかくなんで年末にやり損ねた2004年映画総括でもやろうかな、と。
とりあえず昨年劇場で鑑賞した全作品を並べてみます。
(※●印のついているものは感想をアップ済みです)

1■東京ゴッドファーザーズ●
2■ファインディング・ニモ●
3■ラスト・サムライ●
4■コール●
5■ミシェル・ヴァイヨン●
6■すべては愛のために●
7■ブルース・オールマイティ●
8■タイムライン●
9■バレット・モンク●
10■ミスティック・リバー●
11■シービスケット●
12■ハリウッド的殺人事件●
13■悪霊喰●
14■ニューオーリンズ・トライアル●
15■半落ち●
16■リクルート●
17■ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還●
18■ラブ・アクチュアリー●
19■ヘブン・アンド・アース●
20■ギャンブル・プレイ●
21■マスター・アンド・コマンダー●
22■ペイチェック 消された記憶●
23■ルーニー・テューンズ バック・イン・アクション●
24■殺人の追憶●
25■恋愛適齢期●
26■花とアリス●
27■レジェンド・オブ・メキシコ デスペラード●
28■イノセンス●
29■真珠の耳飾りの少女
30■キャシャーン
31■キル・ビル Vol.2
32■スクール・オブ・ロック
33■ドラムライン
34■ディボーズ・ショウ
35■フォーチュン・クッキー
36■ピーターパン
37■アップルシード
38■ホーンテッド・マンション
39■ランダウン ロッキング・ザ・アマゾン
40■死に花
41■トロイ
42■レディ・キラーズ
43■ドーン・オブ・ザ・デッド
44■カレンダー・ガールズ
45■キューティーハニー
46■下妻物語
47■ビッグフィッシュ
48■海猿●
49■ほたるの星●
50■グッドガール
51■トスカーナの休日●
52■デイ・アフター・トゥモロー
53■ブラザーフッド
54■白いカラス
55■スパイダーマン2
56■69 sixty nine
57■ウォルター少年と、夏の休日●
58■ワイルド・レンジ
59■ハリー・ポッターとアズカバンの囚人
60■キング・アーサー
61■マッハ!
62■シュレック2
63■ディープ・ブルー
64■茶の味
65■リディック
66■サンダーバード
67■エルビス・オン・ステージ
68■スチームボーイ
69■釣りバカ日誌15
70■モナリザ・スマイル
71■LOVERS
72■華氏911
73■エージェント・コーディー
74■ヴァン・ヘルシング
75■バレエ・カンパニー
76■トゥー・ブラザーズ
77■アイ・ロボット
78■ガーフィールド
79■ヘルボーイ
80■SURVIVE STYLE5+
81■バイオハザードII アポカリプス
82■ヴィレッジ
83■タカダワタル的●
84■スウィングガールズ
85■アラモ
86■デビルマン
87■僕はラジオ
88■沈黙の聖戦
89■エクソシスト ビギニング
90■下弦の月 ラストクォーター
91■オールドボーイ(04/10/27/試写会)●
92■80デイズ(04/10/28/試写会)●
93■2046
94■スクービー・ドゥー2 モンスターパニック
95■コラテラル
96■ナイトメアー・ビフォア・クリスマス デジタルリマスター版
97■ヴィンセント
98■フランケンウィニー
99■シークレット・ウインドウ
100■隠し剣 鬼の爪
101■ツイステッド
102■パニッシャー
103■砂と霧の家
104■キャットウーマン
105■ソウル・オブ・マン
106■レッド、ホワイト&ブルース
107■いま会いにいきます
108■笑いの大学
109■ポーラエクスプレス
110■ゴッド・ファーザー&サン
111■フィール・ライク・ゴーイング・ホーム
112■ハウルの動く城
113■血と骨
114■スカイキャプテン ワールド・オブ・トゥモロー
115■デビルズ・ファイヤー
116■Mr.インクレディブル
117■短編「バウンティン」
118■レディー・ジョーカー
119■僕の彼女を紹介します
120■ロード・トゥ・メンフィス
121■ULTRAMAN
122■ターミナル
123■マイ・ボディガード
124■エイリアン VS. プレデター
125■ベルリン・フィルと子どもたち

以上計125作品です。
(※あくまで作品数なので気に入って何度も観た回数は入っていません。)
(※なお、12月の終盤に観た作品は昨年にならって2005年分にまわします。)

今までで一番たくさん観ました。
これまでの最高は2003年の70本くらいでしたからね。
大幅増加です。
観たいなー、と思った作品がけっこうあったって事かな。
ああ、なかには忘れてタイトルから内容がパッと出ないのもある・・・(爆)

ざっとした印象としては

音楽系の良作が多かった。

邦画がけっこう頑張っていた。

ってかんじでしょうか。


それでは独断と偏見で勝手に色々な賞を発表していきたいと思います。
■期待以上だったで賞「オールドボーイ」
今までそこまで絶賛するような韓国映画に出会った事がなく、おまけに原作は日本のコミックスというので、まったく期待していませんでした。試写会が当たらなかったらあるいは観に行かなかったかもしれません。しかし観てみたら、これが面白い!理由も分からずいきなり監禁された中年男の物語がどーして面白いのか不思議です(笑)。
あと「釣りバカ日誌15」も全く期待してなかったのにかなり良かったです。小津安二郎をリスペクトしているところなんざー、うれしくなりましたねえ。
■期待外れだったで賞「コラテラル」
冷酷な殺し屋の仕事に巻き込まれていくタクシードライバーの物語。誤解しないでほしいのは結構面白かったと言う事です。ただ、残念な事に宣伝を観て頭の中で想像していた物語のほうがはるかに面白かったのです。過大な期待をかけすぎました。
たとえば「ラスト・サムライ」はあんまり面白く思わなかったのですが最初から想像していたレベルだったので(つまりそこまで期待していなかったので)期待外れだったで賞には該当しないわけです。
あ、そーか。コラテラルには「よく出来た宣伝だったで賞」をあげてもいいか(爆)
■わし的主演女優賞「竹内結子」(いま会いにいきます)
思わずこんなお嫁さんいたら良いよなー、と。作品もかなり良かったです。ドキュメンタリーの「タカダワタル的」を除いたら邦画で一番かもしれない。
■わし的助演女優賞「土屋アンナ」(下妻物語)
NHKの語学講座に出ていた時からちょっと気になっていました。あんまり演技は見たことなかったのですが、もはやイチゴの役は彼女以外考えられない。いい味出してました。
■わし的主演男優賞「エルビス・プレスリー」(エルビス・オン・ステージ)
主に演じると書いて主演。演じたかどうかは疑問ですが、一番に浮かんじゃったんですよねえ(笑)。最高にかっこよかった!主演は主演でも「主に演じる」ではなく「主に出演」って事でどーかひとつ該当って事で。
あと次点は高田渡さんですね。すっとぼけた味わいがなんとも言えませんでした。
■わし的助演男優賞「浅野忠信」(茶の味)
これまたとぼけた演技が絶妙でした。どーやらさりげない演技やすっとぼけた演技が自分のツボみたいです。彼の芸風と作品が非常にマッチしていました。似たような演技で「SURVIVE STYLE5+」に主演してましたが断然「茶の味」のほうが良かったです。
■主演お魚賞「魚の皆さん」(ディープ・ブルー)
見事な泳ぎを披露して下さいました。NHKの不思議大自然っぽいドキュメンタリー映画でした。おいしそう、などと言ってはいけません。
■主演タイガー賞「クマルとサンガ」(トゥー・ブラザーズ)
演技(?)が非常〜〜に上手かった。人間食ってました。・・・いえ、本当に人間を食べていたのではなく(分かるって)
■音楽賞「The Blues Movie Project」
ちょっと迷いましたけどシリーズ6本とも見事な音楽だったので「The Blues Movie Project」シリーズ6本まとめて受賞とさせて頂きます。ほかにも「東京ゴッドファーザーズ」「キル・ビル Vol.2」「スクール・オブ・ロック」「ドラムライン」「エルビス・オン・ステージ」「下妻物語」「タカダワタル的」「ベルリン・フィルと子どもたち」などもお気に入りです。
■美術賞「スカイキャプテン ワールド・オブ・トゥモロー」
フューチャー・レトロな感じが見事に表現されていました。もうちょっとストーリーに活かされていたらなー。好きな映像だっただけに惜しいです。
■衣装デザイン賞「LOVERS」
さすがワダエミ。チャン・ツィイーの舞が映えるのもワダエミの衣装があってこそでしょう。
■特殊メイク賞「ヘルボーイ」
原作のイメージそのまんまのヘルボーイの顔が見事でした。キャスティングも成功の一端だと思います。
■視覚効果賞「ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還」
最近SFXにばかり力を入れて肝心のお話がイマイチと言う作品が多く見受けられます。そんな中、この作品はすべての要素が高レベルでした。美術もすごい。
■脚本賞「いま会いにいきます」
いやあ、上手かった。ヘタすると、とっ散らかりそうな内容を分かりやすく且つ感動的にまとめてるのはすごい。やっぱり映画はシナリオだなー。
また「ニューオーリンズ・トライアル」「ディボーズ・ショウ」「恋愛適齢期」「死に花」「ビッグフィッシュ」「半落ち」「ミスティック・リバー」なども良かったです。
■泣けたで賞「タカダワタル的」
渡さんが「ブラザー軒」をしみじみ歌うシーンにやられました。泣ける映画とはちょっと違うかな、と思う気もしますが実際泣いちゃったんで(笑)。
■笑えたで賞「茶の味」
わしは大爆笑も好きですがコチョコチョとツボをくすぐられるような笑いが大好きです。茶の味は見事にストライクでした。おかしなシーンがてんこ盛りでした。
コメディタッチのものととしては「フォーチュン・クッキー」「ラブ・アクチュアリー」「スウィングガールズ」などもまずまずでした。
■ベスト邦画賞
1:「タカダワタル的」
2:「いま会いにいきます」
3:「茶の味」

■ベスト洋画賞
1:「The Blues Movie Project」シリーズ(6本)
2:「エルビス・オン・ステージ」
3:「キル・ビル Vol.2」

■ベストアニメ賞
1:「東京ゴッドファーザーズ」
2:「イノセンス」
3:「Mr.インクレディブル」

■ワースト映画賞
1:「デビルマン」
2:「すべては愛のために」
3:「下弦の月 ラストクォーター」

■観たかったのにタイミングが合わなくて観れなくて残念だったで賞
1:「ソウ」
2:「インファナル・アフェア 無間序曲」
3:「歌え!ジャニス・ジョプリンのように」
まだまだありますがキリがないので・・・。

■総合ベスト30
1:「タカダワタル的」
2:「The Blues Movie Project」(シリーズ6本)
3:「エルビス・オン・ステージ」
4:「キル・ビル Vol.2」
5:「東京ゴッドファーザーズ」
6:「いま会いにいきます」
7:「茶の味」
8:「下妻物語」
9:「ビッグフィッシュ」
10:「イノセンス」

11:「死に花」
12:「ベルリン・フィルと子どもたち」
13:「LOVERS」
14:「ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還」
15:「ターミナル」
16:「隠し剣 鬼の爪」
17:「真珠の耳飾りの少女」
18:「オールドボーイ」
19:「半落ち」
20:「スクール・オブ・ロック」

21:「花とアリス」
22:「ドラムライン」
23:「スウィングガールズ」
24:「Mr.インクレディブル」
25:「海猿」

かなり適当です 。特に10位以下は。順位はあってないようなものかなあ。
ちなみに「The Blues Movie Project」は
■レッド、ホワイト&ブルース
■ゴッド・ファーザー&サン
■ソウル・オブ・マン
■フィール・ライク・ゴーイング・ホーム
■デビルズ・ファイヤー
■ロード・トゥ・メンフィス
の順番に好きかなー。クリント・イーストウッド監督の意向によって劇場公開されなかった「ピアノ・マン」もいつか観る事が出来ればいいなあ、と思います。
・・・と、まあ、こんなかんじでしょうか。
2005年も沢山良い作品と巡り会える事を願っています。

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投稿者: hassei 日時: 21:51 | | コメント (0) | トラックバック (0)

「ターミナル」の感想

 [ ■映画2004年 ]   

映画「ターミナル」を観ました。
トム・ハンクス主演のスピルバーグの映画です。
なかなか楽しめた良作でした。

そして!

スタートレック好きなら嬉しくなるようなネタがありました。
さすがにアメリカはスタトレの浸透度が違います。
だからメジャーな大作でもあんなネタをやれるんでしょうね。
スタトレ認知度の低い日本ではなんのこっちゃか通じてない観客が多かったのではないでしょうか。

ただ・・・戸田奈津子女史はクラコウジアなまりとしてあーゆー字幕を当てたのか?それとも宇宙大作戦に詳しくなかったゆえのミスだったのか?気になるところです。
ってか一瞬だったからよくヒヤリングできんかったわしが悪いんですが(爆)
戸田さんってSF系映画の字幕はダメダメですからねえ。
後者っぽいかなー。
ま、話しの流れ的には変な発音をしてるほうが自然かなー。

ちなみに別のシーンの「トワイライトゾーン」って番組名のセリフははちゃんと「ミステリーゾーン」って日本放送時のタイトルに翻訳されてました。

ターミナルを観てない人&スタトレを知らない人には何の事か分からないつぶやきだと思います。
悪しからず(^_^;)

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投稿者: hassei 日時: 21:09 | | コメント (0) | トラックバック (0)

120の大台

 [ ■映画2004年 ]   

記念すべき今年120作品目の劇場鑑賞映画は「ロード・トゥ・メンフィス」でした。
すごく良かったです。BBキング最高ぅ〜♪
このスコセッシの一連のブルーズシリーズは全てむっちゃ良かった!

それにしても、年間120作品も観るなんてねえ・・・。
今月中にあと数本は観る予定です。
122本に到達なったら3日に1本は映画を劇場鑑賞した計算ですね。
あー、3日に1本!
理想的なペースだなあ。
実際は料金の安いサービスデーに一気に5〜6作品を観てるわけでして。
大金持ちになったら普通の値段の高い日でも気にせず観てやるっ。
まとめ観なんてせずに3日に1本づつ観るなんてゼイタクをしてやるんだ!
・・・ささやかな野望です。

ちなみに、
※同じ作品を複数回観たのは数に入れてません。
※あくまで作品数なので短編も1作品に数えてます。
・・・それでも短編の数より複数回観た長編のほうが圧倒的に多いですからねえ。
正味だと150本分くらいはみてますな(爆)

投稿者: hassei 日時: 00:22 | | コメント (0) | トラックバック (0)

■12月の映画マラソン

 [ ■映画2004年 ]   

今月も決行しました映画マラソン。
今回は数館の劇場をハシゴしました。大抵はひとつのシネコンで朝から晩までこもると言うパターンなんですが今回は観たい作品が分散してたのです。ま、分散と言っても徒歩移動できる範囲です(天神→キャナル→博多駅)。
ただ映画の始まる時間があるので結構タイトっちゃあタイトなスケジュールでした。結局、食事をする時間が取れずに劇場から劇場に移動中にあんパン1コを歩きながら食べたきり・・・。でも映画マラソンは月に一度の心の栄養補給ですからね。そのくらいどーって事ないです!(笑)

今回鑑賞したラインナップは以下のとおり。

107■いま会いにいきます
108■笑の大学
109■ポーラエクスプレス
110■ゴッド・ファーザー&サン
111■フィール・ライク・ゴーイング・ホーム

どれもなかなか面白かったです。一番よかったのは「いま会いにいきます」かな。で、敢えて順位をつけるなら最下位は「笑の大学」かな。と言っても他と比べたら、の話しで「笑の大学」もまずまず面白かったです。

それから他日に以下の作品も鑑賞しています。

101■隠し剣 鬼の爪
102■パニッシャー
103■砂と霧の家
104■キャットウーマン
105■ソウル・オブ・マン
106■レッド、ホワイト&ブルース

また「隠し剣 鬼の爪」と「ソウル・オブ・マン」の感想はすでにアップ済みです。
そろそろ年間総括もしなきゃなあ、という時期になって観た「ソウル・オブ・マン」ですが非常〜に良かった!
一躍わし的2004年映画ランキングの上位にランクインです。

それにしても年間111本劇場鑑賞とは我ながらよく観たものです。ちなみにこの数字は作品数です。つまり同じ作品を何度も観た回数は含まれていません。のべだと多分130を越えてます。そして年末までにあと数本は観るだろうからさらにプラスされるわけですね。観すぎ!

しかしこんだけ観たらプロフィールの趣味の欄に堂々と「映画鑑賞」と書いても許されるのではないでしょうか。年に何十本も劇場鑑賞をするようになったのはここ4〜5年の事ですが、以前月間1〜2本くらいしか観ない頃は恐る恐る「映画鑑賞」なんて書いてたもんです(笑)。



12月追加分

112■ハウルの動く城
113■血と骨
114■スカイキャプテン ワールド・オブ・トゥモロー
115■デビルズ・ファイヤー

投稿者: hassei 日時: 23:50 | | コメント (0) | トラックバック (0)

「ソウル・オブ・マン」の感想

 [ 03音楽 , ■映画2004年 ]   

(04年11月24日鑑賞)マーティン・スコセッシ制作総指揮で送るブルーズ音楽にまつわる作品群のうちのひとつ。ヴィム・ヴェンダース監督。

■感想■
最高でしたっ!すべてのブルーズ・ファン、音楽好き、映画マニアに観て欲しいっ。
ただ単にブルーズの歴史が分かると言うだけでなく、ドキュメンタリー作品としても映画作品としても極めて優秀。そして貴重な映像満載なのが何よりうれしい!当事者や関係者たちのインタビューは当然リアリティに溢れていますし凄みすら感じられます。音楽も歴史的演奏から現在のトップ・アーティストによるライブまであるのがうれしい。超豪華です。あー、ミュージック・ビデオ・クリップとしても通用するかもしれません(笑)。
特筆すべきはなんたって新発見のJ.B.ルノアーの映像です。彼の動いてる、演奏してる映像が観れるんですよ!?それだけでも鑑賞する価値ありってもんです。ってーか、その資料の発掘を果たしただけでもこの映画は意義がありました。その時点ですでに満点です。

音楽ってそれ単体だけで存在してるんじゃないんだな、すべてがつながっているんだな、と実感できます。

文句無く今年鑑賞した映画のベストの上位ですね。「タカダワタル的」と言い「エルビス・オン・ステージ」と言い良質の音楽映画の豊作年です。うれしいっ!

■作品紹介?■
昨年(2003)はブルーズ・ミュージックが誕生して100年目でした。それを記念してマーティン・スコセッシの制作総指揮でスペシャル・テレビ・シリーズが作られました。全部で7本作られたうちクリント・イーストウッド監督作品以外の6作品が日本で劇場公開される事になりました。そのうちの先陣を切って公開されたのがヴィム・ヴェンダース監督のこの「ソウル・オブ・マン(原題:THE SOUL OF A MAN)」です。

まず狂言回しとしてブラインド・ウィリー・ジョンソンも持ってくるところがうまいっ!物語は最初彼の再現映像とモノローグで進んで行きます。そしてメインとなっていくのがスキップ・ジェイムスとJ.B.ルノアーふたりの人生。本人をはじめ関係者や専門家たちの超貴重な証言、ライブ、資料、が目白押し。様々な角度からブルーズの歴史を紐解いていきます。

ちなみに作品中で貴重な証言や演奏を披露している人達の一例を挙げますと・・・
ジョン・スペンサー・ブルース・エクスプロージョン、ニック・ケイヴ&バッド・シーズ、ロス・ロボス、ベック、ルー・リード、ジョン・メイオール・・・、これだけでもすごいでしょ?他にも色々出てたけど沢山出過ぎててパッと思い出せません(爆)。あ、リヴィング・カラーの人とかも出てたなあ。恥ずかしながら初めて知った人たちもかなりいました。そういう意味ではブルーズを全く知らない人の入門編としても優れてるかも、って気がします。

最後に一言
「みなさん、観なきゃ損ですっ!」



ちなみに福岡では「ソウル・オブ・マン」はそろそろ公開終了です。
でも続々次が公開予定。
是非観に行ってほしいです。

【シネ・リーブル博多】
■11/20〜 レッド、ホワイト&ブルース(監督マイク・フィギス)
■11/27〜 ゴッドファーザー&サン(監督マーク・レヴィン)
       フィール・ライク・ゴーイング・ホーム(監督マーティン・スコセッシ)
■12/4〜  デビルズ・ファイアー(監督チャールズ・バーネット)
■12/11〜 ロード・トゥ・メンフィス(監督リチャード・ピアーズ)

※「ピアノ・ブルース」は監督のクリント・イーストウッドの意向によって劇場公開はありません。残念っ。

投稿者: hassei 日時: 15:33 | | コメント (0) | トラックバック (0)

「隠し剣 鬼の爪」の感想

 [ ■映画2004年 ]   

(04年11月3日鑑賞)
藤沢周平の小説が原作の時代劇。監督、山田洋次。主演、永瀬正敏。

■感想■
面白かったです。藤沢周平さんはかなり好きな作家で彼の時代劇小説は大体所有しています。もちろん今回の映画の原作となった「隠し剣 鬼の爪」も「雪明かり」も読んでいました。2年前の「たそがれ清兵衛」もそうでしたが原作の良さを残しつつも基本的には山田監督色がより強いものとなっています。原作とは違ったテイスト満載ですが原作ファンも納得のアレンジ。何よりリアルな描写としっかりとした考証が素晴らしいです。同じ時代劇でも絢爛豪華なチャンバラ系娯楽大作とは一線を画す作りとなっています。派手な立ち回りがあるわけでもなく、主人公がスーパーマンなわけでもなく、地味っちゃ地味なんですけどグイグイ引き込むストーリー展開で一瞬たりとも退屈はしません。へたくそな映画では主張やテーマを観客に強引に押し付けて鼻につくばっかり、ってパターンがよくあります。でもそのあたりも実にさらりとスマートに観客に問うてるところが上手い。たそがれ清兵衛のように爆発的なヒットをするかは分かりませんが、名作だと思います。たそがれは劇場で3回観ましたが鬼の爪はもしかしたらそれ以上観に行くかもしれません。
ちなみに今年に入っての劇場鑑賞、なんと101作品目です。延べだと120くらいでしょうか。まさか3ケタを突破するとは・・・!

■以下ちょっとしたネタバレも含みます■
片桐宗蔵役の永瀬正敏さんも狭間弥市郎役の小澤征悦さんもなかなかの演技でした。しかし惜しむらくは殺陣!かなりイイ線で頑張っていたと思いますがたそがれ清兵衛の真田さんをみてるとやっぱりちょっと落ちますねえ。ま、それは裏を返すと殺陣以外のところにさらに重点が置かれた作品だったと言う事でしょうか。
途中に狭間が謀反人として科を受けるに至った成り行きを文字で説明しているシーンがありました。くどくどと映像で展開を追うより全体の流れを重視してそういう事にしたんでしょうかね?ま、映画的には「狭間は藩に盾突いて罪に問われた」って事がわかれば良いだけですもんね。個人的にはあのあたりも詳しくやってくれても面白かったかなあ、と。あるいは監督さんは観客に狭間の江戸藩邸での物語を想像する余地を残してくれたのかな(笑)。
それにしても家老の掘役の緒形拳さんの演技が圧巻でした。映画の格をワンランク上に押し上げていますね。わしは映画でもなんでも一歩引いて楽しむタイプです。そんなわしが劇中の宗蔵と同じく掘に対して怒りを覚えましたもんね。かなり冷静な部類の観客にそこまで感じさせるのだから緒形さんの演技がいかにスゴイかって事でしょう。掘を現代のイヤな上司像に投影する事は簡単ですが緒形さんはもう一歩踏み込んだ領域まで表現してると思いました。出ずっぱりなわけでもないのに見事!
細かい笑いのところも好みの笑いでした。滑稽なだけじゃ無いんですよねえ。
あと、きえ(松たか子)も良かったなあ。あんな良い子はおらんよ。
ああ、まだ色々書こうと思ってたけど書ききれんなあ。

■以下かなりのネタバレ含みます■
ところで映画を観た後に一緒に観た友人とこんな会話をしました。宗蔵と狭間の一騎打ちのシーンの事ですが・・・。

「最初っから鉄砲隊で狭間を召し捕りに行けば一騎打ちなんて必要無かったのでは?」
「鉄砲はまだ実戦で活用して無くて確実性が無かったんでしょ。その説明のためにもヘタクソな修練のシーンを沢山やってたんじゃないん?」
「でも結果的にはスナイパーのごとく狭間の腕を打ち抜いたわけでじゃん?それならそれで上達して行くシーンをもっと盛り込んでくれなきゃ不親切じゃないかね。いきなりあんな一流の射撃技術をみせられたら一騎打ちなんて不必要と思っちゃう。」
「うーん。確かに・・・。でもなあ。上達の過程を盛り込んでも結局上達しちゃっちゃあそもそもの一騎打ちの必要性が希薄になるしなあ。」

ココはみなさんはどう思いました?ま、細かい事ではあるんですけどね。なんかちょっと知りたい(笑)
■あらすじ■
時は幕末、主人公は海坂藩の下級武士の片桐宗蔵(永瀬正敏)。宗蔵は藩でも指折りの剣技の持ち主として知られていた。が、所詮は平侍、禄は少なく生活は決して豊かではない。そんな貧しい生活を明るくしていたのは農家から女中奉公に来ていたきえ(松たか子)であった。きえはやがて商家に嫁に行ってしまう。数年後、妹も嫁ぎ行き母も亡くなり寂しいやもめ生活が板についてきた宗蔵に色々な出来事がふりかかる。きえが嫁に行った先でひどい扱いを受けていると言う噂を聞いた宗蔵の取った行動とは?藩命でかつて同じ道場で剣技を磨いた友を討ち取らなくてはならなくなった宗蔵はどうするのか?
幕末に生きた一人の侍の物語を巨匠山田洋次が人間性豊かに描き出した名作です。

公式サイト

「隠し剣 鬼の爪」リンク用バナー大

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投稿者: hassei 日時: 01:02 | | コメント (0) | トラックバック (1)

■11月の映画マラソン

 [ ■映画2004年 ]   

11月1日も映画マラソンを決行しました。
そのうちナイトメアー・ビフォア・クリスマスは他2作品と同時上映でした。
そのため6本+2本で1日で8作品も観た事になります。
お陰で今年に入って観た作品数が一気に100本になってしまいました。

ラインナップは以下のとおりです。
■2046
■スクービー・ドゥー2 モンスターパニック
■コラテラル
■ナイトメアー・ビフォア・クリスマス デジタルリマスター版
■ヴィンセント
■フランケンウィニー
■シークレット・ウインドウ
■ツイステッド

期待してたコラテラルはわりと普通でした。
ナイトメアーは元々好きな作品だったので劇場の大画面で観ることが出来て嬉しかったです。
シークレット・ウインドウはミステリー的にはちょっと・・・だったかなぁ。
途中まではいいかんじだったのに。

また、前回の映画マラソンと今回の映画マラソンの間に以下の作品も鑑賞しています。
■タカダワタル的
■スウィングガールズ
■アラモ
■デビルマン
■僕はラジオ
■沈黙の聖戦
■エクソシスト ビギニング
■下弦の月 ラストクォーター
■オールドボーイ(04/10/27/試写会)
■80デイズ(04/10/28/試写会)

オールドボーイがなかなか面白かったです。
奇しくもオールドボーイもデビルマンも下弦の月もすべて日本のマンガが原作です。
でもデビルマン、下弦の月はイマイチだったです。
そしてタカダワタル的は今年観た映画のベスト1に輝くかもしれない傑作です。

なお
タカダワタル的
オールドボーイ(04/10/27/試写会)
80デイズ(04/10/28/試写会)
はすでに感想をアップしています。
ほかの作品もおいおいアップしたいと思います。

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投稿者: hassei 日時: 18:43 | | コメント (0) | トラックバック (0)

「80デイズ」の感想

 [ ■映画2004年 ]   

(04年10月25日・試写会)ベルヌの「八十日間世界一周」を大胆なアレンジで映画化。監督フランク・コラチ。主演スティーヴ・クーガン。

■感想■
今回エラかったなー、と思ったのは主役のフィリアス・フォッグを発明家に設定して宣伝でもそのマッド・サイエンティストぶりを全面に出していたところです。そのお陰で最初から名作であるベルヌの原作や、往年の名画「八十日間世界一周」とは全然別物、と言う意識で観れたのです。比べちゃダメと思いながらもついつい「八十日間〜」の焼き直し、という風に観てしまいがちですからね。ありがたい配慮でした。
ま、はじまっちゃうと明らかに違うのは明白で比べる気もどっかにいっちゃいますが(笑)。だいたいパスパルトゥーがこてこての東洋人のジャッキー・チェンですし。デビット・ニーブンが主演した往年の「八十日間〜」でシャーリー・マクレーンが演じたところのアウダ姫は出てきませんし。(代わりにモニクというヒロインがいました。かわいかったですよ(笑))
豪華なキャストも目玉の一つだと思います。アーノルド・シュワルツネッガーやカレン・モク、ダニエル・ウーなんかも出てました。誰が出るか事前情報ゼロだったので「あー、○○が出てる」って楽しみ方ができました(笑)。特にジャッキーの盟友○○が出たときは「わお!」でした。最初目元だけでちらっと登場したんですけどそれだけで「おおー」でしたし、その役名が後でまたナニと判明して嬉しくなっちゃったり(笑)。ほかには大好きな刑事ドラマ「ホミサイド」の脚本も書いた事のある女優○○なんかも出てました。うひょー。
全体的にはストーリーと言うよりアクションを楽しむ部類の映画になってたかな。あと細かいギャグとか、パロディとか。ま、主演のひとりがジャッキーですもんね。推して知るベし(笑)。
普通の映画を見飽きてきたちょっとツウの入ってる人には新しさも刺激も少ないしパターンも多いしでつまらないかもしれませんが・・・、つまり家族みんなでお子様も安心して楽しく観れる佳作ってわけです。
え?わしですか?
もちろんたのしく観れましたよ。
最近甘口でハードルが非常に低いのでこのくらいのレベルがあれば十分楽しめるのです。
それに映画擦れしてないですから(笑)
ちなみにこの作品は今年劇場で観た92作品目です。
延べだと100越えてます。
それでも映画スレしないのはのーみそが単純だからです。
えへ♪

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投稿者: hassei 日時: 08:26 | | コメント (0) | トラックバック (0)

「オールドボーイ」の感想

 [ ■映画2004年 ]   

(04年10月27日・試写会)日本のコミックが原作の韓国映画。監督パク・チャヌク。主演チェ・ミンシク。ミステリーアクション・・・かな。

■感想■
面白かったです。あまり韓国映画は沢山観ているほうではないですが、今まで観た中では一番面白かったかも。試写会だったので始まる前に司会の挨拶がありました。「ラストのオチは言いふらさないようにお願いしますね」と言っていました。もちろん知らずに観たほうが楽しめます。でも、もし知ってても全然平気で楽しめるレベルにあったと思います。つまり目玉はオチだけじゃない、という意味の褒め言葉です(笑)。たとえばこの前観たシャマラン監督のヴィレッジは同じように「オチは言うな!」と一所懸命宣伝してましたけどオチを知らずに観て辛うじてどーにか観れると言う代物でした。オチを知ってたら箸にも棒にも掛からないってパターンですね。
ちなみに土屋ガロンさんの原作コミックスは未読です。話しによると原作とは多少違えているようですね。原作も読んでみたいな。しかし土屋ガロンというより狩撫麻礼と言ったほうがピンとくるなあ。
カンヌでグランプリを受賞しユニバーサルでリメイクも決定しているとのこと。リメイクが単なる蛇足にならないことを祈ります。
あとR-15になってますが、想像したほど過激な内容や描写はありませんでした。とは言っても家族連れや恋人と、と言うのには向かない映画です。ご注意を(笑)
それとヒロインかわいいですね。大抵の映画のヒロインはかわいかったりべっぴんだったりするわけですがやっぱり好き嫌いの好みはあります。カン・ヘジョンは結構好みの部類です(笑)
■あらすじ■
オ・デスは普通のサラリーマンだ。しかしある日突然何者かによって監禁される。何の説明も無く、何の心当たりも無い。分けの分からないまま監禁生活はいつ果てるとも無く続く。一月が一年、一年が二年・・・。そして長い長い年月が流れた。ところが15年経ったある日さらわれた日と同じようになぜか突然に開放される。15年の監禁は一体何だったのか。一切謎のままだ。オ・デスは自分を監禁した者を探し出す事を決意する。監禁の謎を解き、復讐をするために・・・。

投稿者: hassei 日時: 23:34 | | コメント (0) | トラックバック (0)

やっと

 [ ■映画2004年 ]   

このところ試写会に当っても行けない日だった、というのが数回続いていました。
応募する時にはまだ予定が決まって無い事が多いため起きる現象です。
とてつもなく運が悪いのか1週間のうちたった1日だけNGな日があって見事その日の試写会が当ると言うケースもありました。

しかし、ようやく観に行ける日の試写会が当りました!
ちょっと運の流れが変わってきたかな?
そうだったら嬉しいなあ。

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投稿者: hassei 日時: 09:38 | | コメント (0) | トラックバック (0)
 
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